技スぺースが足りない

このブログはポケモンについて考察していくブログです

【S12使用構築】展開阻害式サザングロス【最高レート2102】

どうも暁です。 今回はシーズン11、12で使用した構築の紹介です

シーズン11は不甲斐ない結果で終わりましたがシーズン12では2100を超えることができたので紹介したいと思います。

並びはこちら。

 

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所謂サザングロスという並び。今回は出来るだけ普段サザングロスでよく採用される

ポケモンマンムー,ヒートロトム,ギャラドス等)を使わずに新しい取り巻きを

模索するというテーマでやってみました。 

では個別解説に移ります。

 

【個別解説】

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サザンドラ@オボンのみ

特性:ふゆう

性格:ひかえめ

197(236)-x-129(148)-160(4)-119(68)-125(52)

あくのはどう かえんほうしゃ でんじは ちょうはつ 

 

昨今型が増えすぎて何をしてくるか読みづらいサザンドラ

最初はゴツメで採用することを考えていましたが、HBに振り切らないと

ガルーラの攻撃が受からない点と、はねやすめでのHP回復によって隙を見せる

場面ができてしまうため起点にされてしまうことが多いと考え今回は見送り、

耐久ラインを確保して展開を阻害する型を考えて行き着いたのがオボンでした。

調整はHBがオボン込みでガルーラの特化ねこだましすてみタックルを確定耐え、

HDラインが水ロトムの特化こだわりメガネハイドロポンプをオボン込みで確定4発

Cは穏やかサンダーに対する確定数が変わるため補正をかけている。

Sラインは最速バンギ抜きになっているがテンプレの穏やかもしくは

図太いサンダーと同速のためDを削ってSを1つ上げたほうが多分いいです。

技構成は展開阻害のためのでんじは、ちょうはつを確定とし、

一貫しやすいタイプ一致技としてあくのはどう、このパーティで

どうしても重くなってしまう鋼タイプへの打点としてかえんほうしゃを採用しました。

この構築のクッションかつ展開阻害要因。主にロトム系統+鋼を崩すために

使ってました。サザンドラというポケモンは考慮すると型が多すぎて

相手からしてみると非常に型判別が難しいポケモンであるためこちらが

確定で落とせないとわかっていても相手が引いてくれることが多かったです。

(主に初手クチート対面)

サザンドラは技が豊富であるため調整も含めてもう少し改良の余地があると

使っていて思いました。

 

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メタグロスメタグロスナイト

特性:クリアボディ→かたいツメ

性格:ようき

185(236)-161(44)-151(4)-x-111(4)-129(220)→185-171-171-x-131-173

しねんのずつき じしん どくどく みがわり

 

 今シーズンのメガ枠。よくあるフルアタやみがわりして積み技を積むメタグロス

 ではなく裏から出てくる物理受けに対して負担をかけるために今回どくどくを採用

した。調整はHをゴツメダメージ意識で6n-1にできる最大数値にしSを準速マンダ

抜きまで振り、しねんのずつきによるガルーラに対するダメージを考慮して乱数が

変動する44まで振り残りをBDに振り分けた。

技構成はどくどくを確定とし、グロスを状態異常技でみようとする相手や

どくどくの蓄積ダメージを考慮してみがわり、一貫性を取りやすい一致技である

しねんのずつき、最後にどくどく、しねんのずつきともに通らない鋼タイプへの打点

としてじしんを採用した。

どくどくみがわり型とかなり異色な構成なグロスですが使用してみるとかなり

扱いやすく特にクレセドランの並びを崩しやすくなったり、ガルーラに対して

不意打ちとの択で若干有利になったりしてました。

またどくどくを入れることにより後続の圏内になりやすく火力のないこのパーティでは

非常に有用な技であった。

 

 

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ガブリアスゴツゴツメット

特性:さめはだ

性格:ようき

189(44)-165(116)-127(92) -x-106(4)-169(252) 

じしん げきりん がんせきふうじ つるぎのまい

 

今パーティのゴツメ枠。できるだけガルーラと相討ち以上を安定して取りたかったため

採用した。調整はHBをガルーラの捨て身耐えかつ無補正れいとうパンチに対して

ゴツメ+さめはだダメージが2回入るように調整し、Aを181-120のガルーラ

対してゴツメ+さめはだダメージ2回+じしんで確定取れるように調整をした。

技は相手に負荷をかけるためのメインウェポンとしてじしんとげきりんを採用し、

後続のサポートと相手のS上昇技に対する誤魔化しとしてがんせきふうじを採用、

最後に抜きエースとしても運用できるようにつるぎのまいを採用した。

よくいるゴツメガブと言えばステルスロックやどくどくを採用してる場合が多いが

今回使用していたパーティではつるぎのまいを採用し、終盤における抜きエース

としても運用していた。割と読まれにくく、ガルーラへの削りとフィニッシャー

としての役割を持てるガブリアスは非常に使い勝手がよかった。

基本的に後述するファイアローニンフィア、ポリゴン2でノーマル技または

グロウパンチを誘い、受け出しから1:1以上を取っていく動きをしていく。

ひみつのちからの場合は麻痺が入らなければ削りは行えるし、火力がそこまでないため

後述するファイアローで誤魔化しを入れます。

 

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ファイアロー@ラム

特性:はやてのつばさ

性格:ようき

183(236)-101-91-xx-115(204)-170(68)

ブレイブバード はねやすめ おにび ちょうはつ

 

最速ガブリアス抜き調整まで振ったHDアロー。零度スイクンのいる環境で動きにくく

なったのは事実ですがここまでSを振ることによってガルガブに対しておにびをいれる

ことによって誤魔化すことができ、広範囲で物理特殊両方を見ることができる。

HD基調でSガブ抜きまで振るメリットとしてあげられるのはガルガブに対する誤魔化し

の他にリザードンに対する展開阻害という面もあります。リザードン対面で

YであろうとXであろうとちょうはつから入ることによって展開を阻害し全抜きを

阻止しやすくなります。本来のHDアローに比べDライン低くなって

特殊に対して安定しなくなるとも思ったが元々HDアローは

スイクンやサンダー等にははねやすめをしていれば

居座れるだけであって勝てるわけではないし、少しダメージが増えるぐらいで

半減高火力特殊アタッカーに対してはしっかり役割を持てるので特に気になりは

しなかった。使用感としてはかなり使い勝手がよかったが、今期数が

増えたと思われるゴツメファイアローのSラインと同じのため同速でちょうはつの

打ち合いに負けると悲惨なことになりがちだったので同族を見たいのであれば

Sラインを少し上げてもいいかもしれない。

 

 

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ポリゴン2しんかのきせき 

特性:トレース

性格:おくびょう

191(244)-x-116(44)-127(12)-117(12)-115(196)

イカサマ れいとうビーム みがわり じこさいせい 

 

多分このパーティで1番の地雷。主に積み技のない低速高耐久をはめるのが役割。

調整はHを16n-1を満たす最大のHPとなる191に調整し、Sラインをがんせきふうじや

こごえるかぜで準速のメガボーマンダを抜ける114に調整しているランドロス

スイクンを抜けるように115まで振り、残りをダウンロードでAが上がるように

調整するかつできるだけBに厚く振れるように調整し、余りをCに振った。

技構成に関してはコンセプトであるみがわりを確定とし、ギルガルドや高火力物理に

対して安定して撃てるイカサマ、このパーティでは相手の氷4倍弱点持ちが

辛かったのでれいとうビーム、最後に回復技であるじこさいせいを採用した。

この構築で重くなるギルガルドに対しての駒。みがわりを採用することにより、最速

どくまもガルド以外のガルドに対してこちらが有利に勝負を進められる。実際最速

どくまもガルドに今シーズン遭遇していないのでこのSラインで間違っていなかったと

思います。また115までSを伸ばすことによりS114以下のマンムーのはたきおとすや

じわれ、どくどくに対しての耐性ができるため割と有利な択ゲーに持っていけます。

特性がトレースであるため相手のクレッフィいたずらごころをコピーしてみがわり

を貼って立ち回ったり、零度スイクンに対してプレッシャーをコピーして

ぜったいれいどの試行回数を減らしたりとかなり柔軟な立ち回りができるポケモンだと

使用していて感じました。技構成を変えれば見れる範囲も変わりますし、

努力値振りについてもまだまだ改良の余地があり、まだまだ考察できるポケモンだと

感じました。但し、メガボーマンダ特化すてみタックルは確定2発取られてしまう

など耐久については過信し過ぎないほうがよさそうです。また雨下のメガラグに対して

すいすいトレースしても抜けないことのほうが多かったのでSラインを117に上げるの

もありだなと思いました。

 

 

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ニンフィア@たべのこし

特性:フェアリースキン

性格:ひかえめ

201(244)-x-117(252)-143-150-82(12)

ハイパーボイス いびき ねむる めいそう

 

たべのこしを持っためいそうねむるニンフィア。主に特殊技を受けて一貫性の高い

フェアリー技で相手に対して負荷をかけていくのがこのポケモンの役割。

主な調整はなくHを奇数の最大HPになるよう振り、Bを振り切り余りをSに振った。

なぜずぶといではないかと言うと、たべのこしを持っているため性格がずぶといでは

なくともガブリアス地震等に対して2耐えすることができるから。

またひかえめでないとめいそうスイクンとの打ち合いに負ける可能性があるからです。

技構成に関してはメインウェポンであるハイパーボイス、特殊に対して積ませるための

めいそう、回復ソースとしてねむる、最後に眠っている最中に隙をみせないために

いびきを採用した。

たべのこし持ちのニンフィアと言えばあくびみがわりバトンみたいなものが

一般的だと思うが、今回はめいそう型で採用した。たべのこしめいそうである

メリットは確定数をずらしたり、素眠りの最中にも回復することができるので

サイクルに参加しやすくなります。技もいびきを採用しているため素眠りの

状態でサイクル戦をしていても相手に対して隙を見せにくいです。

たべのこしを採用することによってクレッフィボルトロスなどのいばるでんじは

を絡めて確立ゲーを仕掛けてくる相手に対しても回復込みで普通のニンフィア

よりも試行回数を稼ぐことができ、割と有利に展開できた印象です。

(どうにもならない時もありますが)

今期使用してみてスイクンがぜったいれいど持ちが一定数いることや、中盤から終盤

にかけてたべのこし持ちのヒードランの技にちょうはつが入ってることが

多かったりと、ニンフィアにとっては向かい風でしたが、それでもめいそうで

無理やり詰ませたり火力を押し付けることができたのでニンフィアは環境的には

割と動きやすかったかなと感じました。

 

個別解説は以上になります。

 

【選出】

選出については多かったパターンを記載しておきます。

 

アローガブニンフ 

主にガルーラスタンに対してよく投げていた。ただし取り巻きによっては

アローかニンフの枠が他の面子に変わったりする。

 

アローポリ2ニンフ 

高火力で押し切られずに受けまわせそうな場合よく選出するパターン。

 

アローニンフ@1

クチート入りによく選出するパターン。主に@1にはグロスやサザンが入ることが

多い。また受けループもこのパターンで処理する。

 

ニンフガブグロス

対害悪用選出。ガブの欄はガルーラがいなければ出さなくてよい。

今シーズンはピクシーが入ってない場合が多かったのでピクシー入りの場合は

もしかしたらアローを投げるかもしれない。

 

サザンニンフポリ2アロー

対雨に対する選出。基本的この4体から3体選んで選出する。

砂の場合サザンの所がガブになる。

 

対カバ展開

裏のエースの起点にならない奴で選出する。

例えばルカリオがエースならばニンフアローガブグロスから3体選んで選出する。

 

基本的にこんな感じです。

その他はパーティ見て刺さってる奴や中身を見て判断して選出します。

 

このパーティで重たいポケモンは挙げればきりないので挙げないでおきます。

聞きたい方は具体的な内容をコメントかtwitterまでお願いします。

 

【最後に】

今期は自己最高となる2102を記録しました。

下の画像は最終順位です。

インフレしていたシーズンであったとは言え最高レートを更新できてよかったです。

まだまだ甘い所はあるので改善して上を目指していけたらいいなぁと思ってます。

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かなり普通とは異なるパーティですが参考になれば幸いです。

何か質問等あればコメントまたはtwitterのほうまで

暁 (@akatuki_day) | Twitter

 

ではまたの機会に。